高次機能障害に対してさまざま取り組みが始まっています
その一部を紹介します。
お住まいの市町村ごとに取り組みがあります。
資料を参考に区市町村の窓口まで相談してみましょう。
東京都の取り組み
1、東京都心身障害者福祉センターによる取り組み
東京都では、平成18年から東京都心身障害者福祉センターを支援拠点機関として、高次脳機能障害の方への専門的な相談支援、普及啓発、支援に取り組んでいます。区市町村における相談支援体制や機関連携などのネットワークの構築が進み始めています。
東京都心身障害者福祉センター 03-3235-2955
月~金 9時~12時 13時~16時 (祝日および年末年始を除く)
2、二次保健医療圏域における取組
高次脳機能障害は、緩やかな回復過程をたどるために、医療・福祉・介護等が長期間にわたり継続して互いの連携をとりながら支援していく必要があります。区市町村単位で完結することが難しい医療機関との連携体制の構築を目的として、二次保健医療圏域ごとのリハビリテーションにおける中核医療機関を中心とした「専門的リハビリテーションの充実事業」を平成22年度から開始しています。
詳しくはこちらをご参照ください。
☞ 東京都心身障害者福祉センター 高次脳機能障害支援普及事業のサイト
3、東京高次脳機能障害協議会(TKK)による取り組み
高次脳機能障害についての啓発・情報提供活動を行うために、賛同する個人・当事者会・家族会および支援団体が協力しあって行われている事業です。
お住まいのエリアに、支援団体や当事者の活動が行われているかもしれません。
ぜひ一度、近隣にどのような取り組みが行われているかを調べてみて下さい。
きっと新たな一歩のための助けになるかもしれません。
詳しくはこちらをご参照ください。
http://www.brain-tkk.com/index/index.php
神奈川県の取り組み
1、社会福祉法人 川崎市社会福祉事業団 高次脳機能障害地域活動支援センター
高次脳機能障害について、様々な相談を受け、地域の中で生活する上で必要な支援を行なっている施設です。 事故や脳卒中などの後遺症で、高次脳機能障害のある方に対し、個別性・専門性・地域性を活かし、住み慣れた地域で支援を行ない、個々のニーズにあわせた生活の再構築をお手伝いしています。
詳しくはこちらをご参照ください。
当事者やその家族の方々による小さな活動
その他、高次脳機能障害の当事者によるコミュニティーや、Youtubeで「高次脳機能」で検索をするといろいろな情報の配信が行われています。
高次脳機能障害の方々がzoomを介して定期的に語り合う会が行われています。
「人の前で話をする」ことは、機能障害に対するリハビリテーションの一つでもあります。また、同じ障害を持っているからこそ理解しあえることもあります。同様の障害を持たれている方との出会いは決して多くはありません。生活上の知恵や経験をシェアすることで世界が広がることもあります。
このような活動にご興味がある方はご案内しますので、「質問や相談はこちら」を通じてご連絡ください。